はんこの直径は昔の寸尺法に基づいています。 例えば認印の直径10.5ミリは3分5厘 銀行印の12ミリは4分 実印の15ミリは5分のサイズなのですね。 もちろん長さも6センチですがこれは2寸丈になります かつては45㎜(1寸5分)の長さのはんこがありましたが最近はめっきり見なくなりました
原因は二通り考えられます。 ひとつには印面にゴミがたまっている。 この場合古くなった歯ブラシでゆっくり優しく ゴミを取ってやりましょう。ある程度ゴミが浮いてきたら、セロテープのべたべた面に印面をくっつけ、ゴミを取るのも有効です。 もうひとつには力をこめて朱肉をぐいぐいつけていることです。 印面に朱肉がつきすぎてボテボテの印影になります。力をこめて朱肉をつけるより 数回、軽くはたくようにポンポンと朱肉をつけると写りがとても良くなります。ゴム製の印マットを敷いてから押すとさらにきれいに捺印できます。
「印鑑」は、はんこ本体のことではなく、実は役所や銀行、取引先などに登録した印影(押し型)のことをいいます。 では、今まで印鑑だと思っていたもの(はんこ本体)は何かというと、「印章」というのですね。 なのではんこ屋さんはむずかしく言うと印章店になります。 でも印鑑=はんこで通じるので、難しく考えることもないですね。
長い間使ってないはんこ、欠けてしまったはんこ、おじいちゃんの形見のはんこなどをほんの少し削って新しいはんこに彫り直すことが出来ます。 ※木製のはんこは朱肉の油でやわらかくなっているため彫り変え出来ません
苗字が変わるかもしれない方は下のお名前ではんこを作ることができます。 これなら結婚して苗字が変っても新しく作り変えることも無く一生持つ事が出来ますね。 また苗字の変らない男の子でも下の名前で作っておけば、ほかの家族の方と区別が付けやすくなります。
朱肉にはよく見るスポンジの上に布を張った「モルト朱肉」と呼ばれるものと、もぐさと顔料と油で練ってある「練り朱肉」の2種類があります。 家の引き出しの奥でカチカチになってるのは練り朱肉の方ですね。 これを練り返して使えるようにしたいところですが意外と上手くいかないものです。糸を引くようにネチョネチョになり、ガムのようにはんこの印面にひっついてきれいに押せません。こうなってしまったら薄いガーゼをひいて使うか、モルト朱肉に乗り換える方がいいかもしれません。
はんこを彫る刃物は印刀と呼ばれています。 角印などの広い面積を彫る幅の太いものから、会社代表印などの細密な字を彫る極細のものまで厚みの違う何種類も印刀を使い分けています。 文字の縁を整える最終仕上げには仕上げ刀という刃物を使います。 どちらも切れ味と仕事の良し悪しは直結しますので、毎日印刀を砥いでいます。 研ぎは印刀の命です。
一つ目はお庭をお持ちの方なら人が踏まないお庭の隅に埋めて自然に帰す方法があります。 二つ目は神社のとんどの時に半紙でくるんでくべてしまう。 三つ目は当店でのお引取り(無料) 。 四つ目は象牙や水牛で出来ているはんこなら印面を少し削って新しいはんことして生き返らせることです。 いくらもう使わないとはいえ、やっぱりゴミには捨てづらいですね。
最近は少なくなりましたが、昔はキャップつきのはんこが良くありました。 もしこのキャップが固着してとれなくなったら、本体とキャップそれぞれに輪ゴムを巻いてキャップをとってみましょう。 それでもダメなら固く絞ったフキンでくるんで、冷蔵庫で30分ほど冷やしてみてください。キャップがとれる時があります。
実印や銀行印はその人の字がちゃんと入っていなければいけません。 本当は澤の字なのに面倒だから沢の字では通りません。 斉藤さんの斉の字のように同じ字でもたくさんのバリエーションがある場合があります。 どの字かかわからない場合は免許証や保険証、住民票で確認してみてください。
例えば、濱田や櫻井、澤田などんぼ旧字(本字)のシャチハタネーム印を既製品で100種類在庫していますので 一度、おたずねください。
廣田や嶋野、渡邊などの旧字(本字)のみとめ印を既製品で500種類在庫しています。一度おたずねください。
可能です。24種類の見本があります。請求書の表紙などをお持ち頂きますと、押したい場所に合わせたサイズでインボイス登録番号のゴム印が作成可能です。